2018年07月

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」&「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」&「はたらく細胞」

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こんばんは、皆様、三頌亭です。いや~熱いですねえ~。三頌亭アニメ館です。これといって特筆すべきはないのですが、最近見たものです。

まず、「フルメタル・パニック! Invisible Victory」ですが、なかなか長期戦のかまえになってきました。このシリーズもう長いですし、人気もあるでしょう。いい意味でマンネリ化の様相を見せておりますw。次のシーズン始まらないですかね~。話がいいところで途中になってますw。

次は「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」ですが、もとのお話とは全く別物で外伝っぽくなってます。しかしあだ名の「ピンクの悪魔」っていうのがすごいネーミングですな(爆)。

3つめは「はたらく細胞」なんですが、このアニメなかなかユニークです。昔の話で恐縮ですが、手塚治虫が最後に監修したアニメで「ワンダービートS」というのがありました。「ミクロの決死圏」みたいな企画のアニメでしたが、最後に手塚治虫の生解説がつくという今っとなっては貴重なアニメになるでしょうか?。「はたらく細胞」はそのコメディヴァージョンといえるでしょうか?。少し知識のある方はきっと大笑いできると思います。

最後はとくに意味はないのですが・・・タツノコプロのスターキャラクター?、「あくび娘」or「あくびちゃん」です。今はスピンオフ作品が2つもあります。実は「ハクション大魔王」好きでした。
https://www.youtube.com/watch?v=WfK86-MGwow
https://www.youtube.com/watch?v=9GRRAI-hfDI
やっぱり堀江美都子さんできまりですか?

「日本SF傑作選5 光瀬龍」&「六花の印 (連城三紀彦傑作集1)」&「中島敦全集」(筑摩書房)

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こんばんは、皆様、三頌亭です。今日はいろいろ取り混ぜて紹介いたします。まずは早川書房から出ている日下三蔵氏の編集による「日本SF傑作選」から光瀬龍の巻です。いままでいくつかの光瀬龍作品をとりあげてみましたが、総集編的なものがこの本です。通読してみるとよくわかるのですが、このひとの興味は歴史小説だということがよくわかります。「平家物語」や「宮本武蔵」まで様々な解釈で歴史ものを書いたのはそのためでしょう。案外この人の時代物は面白かったです。ただそれは光瀬龍のストーリーテリングのうまさによるものであって、○○物がテーマだからというわけではなかったと私は考えています。

つぎは東京創元社の連城三紀彦傑作集1「六花の印」です。連城三紀彦作品の短編・傑作選です。連城三紀彦さんはその作家のデビュー作から遺作までということで、私には過ぎ去った時間を思い出させてくれる作家のひとりです(『ああ、やんぬるかな』w)。ところでこの傑作選、他の文庫で出ているせいもあるのでしょうが、ミステリー寄りの作品よりも恋愛小説風の連城作品を多くチョイスしてあります。しかしこうやって並べて読みますと若いころ映画のシナリオライターを志していたというのも頷けるものがあります。集中の作品としてひとつだけ、「黒髪」というほとんど怪談めいた作品がありますが、あんまり連城さんらしくないので久々に読んでびっくりしてしまいましたw。

最後は筑摩書房の「中島敦全集」です。この全集、最新版は全4巻でございます。いままでほとんどコメントしてこなかったのですが、三頌亭は中島敦の作品が大好きであります。彼の墨跡をすべてたどるという意味で一度は全集に目を通しておこうと思っておりました。もう、本の置き場がないので「最後のバカ力」的な思いで全集を購入して読みましたw。書き残されたノートやメモ帳の類まで目を通すことができて満足しております(笑)。作品については再読がほとんどですが、以前読んだ時と違う感想は「とにかく若いなあ!!」ということでした。自分が年を食ったせいもあるのですが、特定の年齢じゃないと書けない輝きに満ちております。さて、三頌亭の偏愛するところの中島作品は『光と風と夢』(『ツシタラの死』)であります。スティーヴンソンの「ヴァイリーマ・レターズ」にインスパイアされた身辺雑記ともつかぬ生活記にはこの優れて知的な作家のすべての特質が詰まっております。
Vailima Letters (1895) by: Robert Louis Stevenson
https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.39918
一番最後の写真は「文豪ストレイドッグス」は主人公、中島敦です。原作は朝霧カフカさん。このアニメのセリフにも『光と風と夢』からの引用があって、中島敦作品への思い入れが感じられて面白いです



出版社紹介:「日本SF傑作選5 光瀬龍」
『現代日本SF第一世代作家6人の傑作選を日下三蔵の編集により刊行するシリーズ。第5弾は、オールタイム・ベスト長篇『百億の昼と千億の夜』などの未来叙事詩で知られる光瀬龍。「無の障壁」「勇者還る」「異境」など、無常観あふれる宇宙におけるスペース・マンたちの悲哀と誇りを描く初期宇宙SF群、代表作“宇宙年代記”シリーズと世界観を同じくする「東キャナル文書」「アマゾン砂漠」「火星人の道」連作など、全15篇の珠玉作を収録する。』


出版社紹介「六花の印 (連城三紀彦傑作集1)」
『大胆な仕掛けと巧みに巡らされた伏線、抒情あふれる筆致を融合させて、ふたつとない作家性を確立した名匠・連城三紀彦。三十年以上に亘る作家人生で紡がれた数多の短編群から傑作を選り抜いて全二巻に纏める。第一巻は、幻影城新人賞で華々しい登場から直木賞受賞に至る初期作品十五編を精選。時代を越えて今なお多くの読者を惹き付けて已まない著者の全貌が把握できる傑作集。』
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