こんばんは、皆様、三頌亭です。今日は佐々木丸美さんの作品を紹介いたします。三頌亭が読んだのは出版された頃でしたので、再読してみました。活動期間が短かったため、一時期作品が絶版になっていましたが、創元推理文庫とブッキングにより再版されています。思っていたより記憶に残ってた人が多くて三頌亭としては意外だった出来事でした。
この人の代表作としてはいろいろ意見もあるのでしょうが、「雪の断章」ではなかろうかと思います。初めて読んだ当時はぼんやりとしか意識してなかったのですが。再読してはっきりわかったことがあります。少女漫画的ファンタジーですねこれは・・・(笑)。出版当時は活字メディアにこのあたりの作品をうまく吸収できる企画がなかったせいもあってもうひとつ受けなかったのではと思ってしまいます。いまならライトノベル系の出版でいけたかもしれません。
この作者の作品としては「雪の断章」に始まるいわゆる孤児四部作(忘れな草、花嫁人形、風花の里)とは別にミステリ寄りの館シリーズ三部作(崖の館、水に描かれた館、夢館)がありますが、どちらを選ぶかは読み手の好みでありましょう。ただどちらかというとミステリ作家の資質ではないので、このシリーズも安普請の黒死館めいた館モノとしての側面よりも過去未来現在を通じて起こる連綿とした愛憎劇に主眼が置かれているように三頌亭は感じます。ざっくりとした言い方で申し訳ありませんが古い少女漫画お好きな方は読まれると面白いのではないかと三頌亭は思います。いかがでしょうか?
この人の代表作としてはいろいろ意見もあるのでしょうが、「雪の断章」ではなかろうかと思います。初めて読んだ当時はぼんやりとしか意識してなかったのですが。再読してはっきりわかったことがあります。少女漫画的ファンタジーですねこれは・・・(笑)。出版当時は活字メディアにこのあたりの作品をうまく吸収できる企画がなかったせいもあってもうひとつ受けなかったのではと思ってしまいます。いまならライトノベル系の出版でいけたかもしれません。
この作者の作品としては「雪の断章」に始まるいわゆる孤児四部作(忘れな草、花嫁人形、風花の里)とは別にミステリ寄りの館シリーズ三部作(崖の館、水に描かれた館、夢館)がありますが、どちらを選ぶかは読み手の好みでありましょう。ただどちらかというとミステリ作家の資質ではないので、このシリーズも安普請の黒死館めいた館モノとしての側面よりも過去未来現在を通じて起こる連綿とした愛憎劇に主眼が置かれているように三頌亭は感じます。ざっくりとした言い方で申し訳ありませんが古い少女漫画お好きな方は読まれると面白いのではないかと三頌亭は思います。いかがでしょうか?