こんばんは皆様、三頌亭です。最近買ったものから2冊紹介いたします。まずはカーター・ディクスン「かくして殺人へ」ですが、これハードカバーで買ったはずなんですが、どこへおいたかわからなくなったのでまた買ったという本です(笑)。カーには珍しいまるで往時のハリウッド映画を見るようなラブコメでございます(笑)。ミステリとしては適当にまとまっているのでまずまずなんですが、目につくのはこちらの方でミステリファンには少し食い足りない部分もあるかとは思います。とにかく読みやすいのでお薦めといったところでしょう。
次は「タイム・トラベラー」です。以前大和書房からでていたものの再編版です。まあケンソゴルと言ったって・・・(笑)、完全に年齢制限付きの話題です。解説の日下さんもさすがに見たことないと思いますよ。本編は筒井康隆の「時をかける少女」で、続編がシナリオライターのオリジナル作品。「時をかける少女」の初めての映像化作品です。当時はVTRのテープが高価だったので、重ね取りして映像そのものはNHKに残っていなかったそうです。この頃放送された「新八犬伝」なんかも面白いのですが事情は同じだそうです。
最終回のみ視聴者のVTRから復元されています。
https://www.youtube.com/watch?v=-ep223KH2Tg
出版社紹介:カーター・ディクスン「かくして殺人へ」
処女作がいきなり大当たりしたモニカ・スタントンは、生まれ育った村を出てロンドン近郊の映画スタジオへやってきた。仕事場をあてがわれ脚本執筆に張り切るものの、何度も危ない目に遭うモニカ。硫酸を浴びかけたり銃撃されたり、予告状も舞い込みいよいよ生命の危機である。義憤に駆られた探偵小説作家カートライトは証拠をひっさげてヘンリ・メリヴェール卿に会い、犯人を摘発してくれと談判するが……。灯火管制下の英国を舞台に描かれた、H・M卿活躍譚。解説=霞流一
出版社紹介:石山透「タイム・トラベラー」
1972(昭和47)年1月1日に放送が開始された「NHK少年ドラマシリーズ」の記念すべき第一回作品である『タイム・トラベラー』。 SFといえば、外国からの作品が中心だった当時に放映され、等身大の主人公によって演じられるドラマに多くの若者がひきつけられました。その後、この番組が好評だったため続編である『続・タイムトラベラー』が作られ、圧倒的なファンを獲得。映像が現存していないため、物語の全貌が記された本書の復刊を望む声が寄せられています。 今回は『タイム・トラベラー』と『続・タイムトラベラー』二つのシナリオを収録し、巻末にはSF評論家・日下三蔵氏による作品解説を加えた新装版として刊行いたします。ブラウン管の中で繰り広げられた“出会い"“成長"“別れ"を、ぜひ本書でご堪能ください。
『タイム・トラベラー』
深町一夫=ケン・ソゴルはクラスメイトの芳山和子に告げた。 芳山君、僕のつくったラベンダーの匂いのする薬を嗅いだため、 きみは時間を飛び越えることのできる“タイム・トラベラー"になったんだ。
▼目次より
◇ラベンダーの謎 ◇ケン・ソゴルの謎 ◇テレパシーの謎 ◇トカリベツの謎 ◇タイム・ルールの謎 ◇タイム・エネルギーの謎
『続・タイムトラベラー』
「さあ、おいで芳山君! 僕はケン・ソゴル。君から見れば700年後の未来人」 芳山和子にだけ聞こえるその声、その名前は、 初めて聞くのになぜだか懐かしい響きがした。
▼目次より
◇呼ぶ声の秘密 ◇2001年の秘密 ◇タマエとレリの秘密 ◇エネルギー・スクリーンの秘密 ◇さまよえるインド人の秘密
次は「タイム・トラベラー」です。以前大和書房からでていたものの再編版です。まあケンソゴルと言ったって・・・(笑)、完全に年齢制限付きの話題です。解説の日下さんもさすがに見たことないと思いますよ。本編は筒井康隆の「時をかける少女」で、続編がシナリオライターのオリジナル作品。「時をかける少女」の初めての映像化作品です。当時はVTRのテープが高価だったので、重ね取りして映像そのものはNHKに残っていなかったそうです。この頃放送された「新八犬伝」なんかも面白いのですが事情は同じだそうです。
最終回のみ視聴者のVTRから復元されています。
https://www.youtube.com/watch?v=-ep223KH2Tg
出版社紹介:カーター・ディクスン「かくして殺人へ」
処女作がいきなり大当たりしたモニカ・スタントンは、生まれ育った村を出てロンドン近郊の映画スタジオへやってきた。仕事場をあてがわれ脚本執筆に張り切るものの、何度も危ない目に遭うモニカ。硫酸を浴びかけたり銃撃されたり、予告状も舞い込みいよいよ生命の危機である。義憤に駆られた探偵小説作家カートライトは証拠をひっさげてヘンリ・メリヴェール卿に会い、犯人を摘発してくれと談判するが……。灯火管制下の英国を舞台に描かれた、H・M卿活躍譚。解説=霞流一
出版社紹介:石山透「タイム・トラベラー」
1972(昭和47)年1月1日に放送が開始された「NHK少年ドラマシリーズ」の記念すべき第一回作品である『タイム・トラベラー』。 SFといえば、外国からの作品が中心だった当時に放映され、等身大の主人公によって演じられるドラマに多くの若者がひきつけられました。その後、この番組が好評だったため続編である『続・タイムトラベラー』が作られ、圧倒的なファンを獲得。映像が現存していないため、物語の全貌が記された本書の復刊を望む声が寄せられています。 今回は『タイム・トラベラー』と『続・タイムトラベラー』二つのシナリオを収録し、巻末にはSF評論家・日下三蔵氏による作品解説を加えた新装版として刊行いたします。ブラウン管の中で繰り広げられた“出会い"“成長"“別れ"を、ぜひ本書でご堪能ください。
『タイム・トラベラー』
深町一夫=ケン・ソゴルはクラスメイトの芳山和子に告げた。 芳山君、僕のつくったラベンダーの匂いのする薬を嗅いだため、 きみは時間を飛び越えることのできる“タイム・トラベラー"になったんだ。
▼目次より
◇ラベンダーの謎 ◇ケン・ソゴルの謎 ◇テレパシーの謎 ◇トカリベツの謎 ◇タイム・ルールの謎 ◇タイム・エネルギーの謎
『続・タイムトラベラー』
「さあ、おいで芳山君! 僕はケン・ソゴル。君から見れば700年後の未来人」 芳山和子にだけ聞こえるその声、その名前は、 初めて聞くのになぜだか懐かしい響きがした。
▼目次より
◇呼ぶ声の秘密 ◇2001年の秘密 ◇タマエとレリの秘密 ◇エネルギー・スクリーンの秘密 ◇さまよえるインド人の秘密