こんばんは,皆様,三頌亭です。周回遅れの感想文のコーナーです。国書刊行会の2冊です。すでに「赤い右手」の方は創元推理文庫に収められています。
J・T・ロジャーズ「赤い右手」
ロジャーズの「赤い右手」ですが、翻訳が出たときにはだいぶ話題になって、ミステリ・ファンの評判も上々だったようです。リンク先のブロガ―さんたちの間でもなかなかの評価でした。舞台はアメリカ、ちょっとサイコホラーっぽい設定がいかにもアメリカ作家らしいです。なのですが・・・(^^;)、わたしにはややこしくて・・・、書き手と時制が微妙におかしいのが災いしてあまり楽しめなかったのであります。解説をよんでああそうかと気が付く始末、傑作だったのは前の持ち主(古書で買いました)がご丁寧に登場人物の相関図をまとめたメモが入っておりました。
アントニイ・ギルバート「薪小屋の秘密」
ほとんど日本に紹介されてこなかった作家で過去に翻訳はHPBの「黒い死」のみという作家です。作品の方は非常に多くて英文でよければAMAZONでいくらでも読めます。本書の解説の森さんがギルバートの代表作ともうべた褒めしているのがすごいです(笑)。作品の方はどちらかというと普通小説に近いものがありますが、何とも用意周到かつしぶとい犯人と警察の対決が読みどころではないでしょうか?。少々地味な嫌いはある作品ですが佳品と言える作品だと思います。
以上2点まだお読みでない方がおられましたらいかがでしょうか?
J・T・ロジャーズ「赤い右手」
ロジャーズの「赤い右手」ですが、翻訳が出たときにはだいぶ話題になって、ミステリ・ファンの評判も上々だったようです。リンク先のブロガ―さんたちの間でもなかなかの評価でした。舞台はアメリカ、ちょっとサイコホラーっぽい設定がいかにもアメリカ作家らしいです。なのですが・・・(^^;)、わたしにはややこしくて・・・、書き手と時制が微妙におかしいのが災いしてあまり楽しめなかったのであります。解説をよんでああそうかと気が付く始末、傑作だったのは前の持ち主(古書で買いました)がご丁寧に登場人物の相関図をまとめたメモが入っておりました。
アントニイ・ギルバート「薪小屋の秘密」
ほとんど日本に紹介されてこなかった作家で過去に翻訳はHPBの「黒い死」のみという作家です。作品の方は非常に多くて英文でよければAMAZONでいくらでも読めます。本書の解説の森さんがギルバートの代表作ともうべた褒めしているのがすごいです(笑)。作品の方はどちらかというと普通小説に近いものがありますが、何とも用意周到かつしぶとい犯人と警察の対決が読みどころではないでしょうか?。少々地味な嫌いはある作品ですが佳品と言える作品だと思います。
以上2点まだお読みでない方がおられましたらいかがでしょうか?