2016年02月

ソノラマ写真選書

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こんばんは、皆様、三頌亭です。たまたま、ブック○フでまとまってでてましたので、面白そうなものだけ買ってまいりました。昔々、学生の頃、新しいのが出るたびに良く見ていた写真叢書のひとつであります。

以前、沢渡朔の「ナディア」を紹介したことがありましたが、この写真選書では一番のお気にいりです。ただ、私は毎日新聞社から出た大判のスクウェアの写真集の方が好きです。内容はこちらの方が掲載作品数が多いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kms130/33676462.html

また他にも、川田喜久治「ルードヴィヒII世の城 」もモノクロフィルムに捉えられたバロックな内装デザインが記憶に残っております。
http://blogs.yahoo.co.jp/kms130/37783983.html

細江英公は以前、「薔薇刑」を紹介したことがありましね。本音を言うとこの人の写真もう一つのところで好きになれないところがありまして・・・(笑)。この選書では作品集「抱擁」が収録されています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kms130/25858797.html

さて、荒木経惟「わが愛、陽子」はこの選書のキキメになってしまってます。荒木経惟の代表作のひとつ。自然主義的私小説風の写真と言ったらいいのでしょうか?。このあたり好き嫌いが分かれるところではありますが・・・皆様はいかがでしょう?。

矢川澄子「おにいちゃん-回想の澁澤龍彦」

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こんばんは,皆様,三頌亭です。今日は以前紹介した本が出てきたのでアップしておきます。矢川澄子さんの「おにいちゃん-回想の澁澤龍彦」です。毀誉褒貶いろいろはあるのですが,やはり著者の記憶の一部を書いておこうとする行為の所産として価値があるのだと思います。いろいろあって文庫になったり再版されたりということがないだろうと思われる本の1冊ではなかろうかと思っております。ともかくも巻頭に掲載された細江英公の会心の1枚がたとえようもなく素晴らしく,またこれほど内容をよく語っている写真もほかになかろうと思われます。よくよく考えれば私の両親の年代の青春ということで,この年になると非常に感慨深いものがあります(笑)。
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