こんばんは,皆様,三頌亭です。最近、めっきりアップして放置が多くなって申し訳ないです。最近読んだ2冊を紹介いたしましょう。まず1冊目は松本清張「かげろう絵図」ですが、長い間敬遠して読んでなかった本です。大奥ものの嚆矢であります。書かれたのは昭和30年代で、ミステリー方面では「点と線」が書かれたころといえば大体の年代がわかっていただけるでしょう。実は「時代物」なんで「乗り気がしないなー(笑)」と思って何十年、やっと読みました。これが意外にスルスル読めて、大変面白い読み物でした(30年の呪縛から解放された瞬間ww)。やっぱり乗ってた頃って何書いても凄いです。程よくミステリーの手法がブレンドされていてこれがまた頁を繰らせる大きな要因になっております。現在、続編?の「天保図録」を読書中です。
次は合間に読んでいる森銑三, 柴田宵曲「書物」です。出版や書物に関するエッセイなのですが、さすがに書きっぷりが素晴らしいです。今も昔も出版の抱える問題はそう変わらないということがよくわかります。中央公論版の森銑三著作集を買おうかとよく思うのですが、もう置くところがないのでいつも我慢してます(笑)。
次は合間に読んでいる森銑三, 柴田宵曲「書物」です。出版や書物に関するエッセイなのですが、さすがに書きっぷりが素晴らしいです。今も昔も出版の抱える問題はそう変わらないということがよくわかります。中央公論版の森銑三著作集を買おうかとよく思うのですが、もう置くところがないのでいつも我慢してます(笑)。