こんばんは,皆様,三頌亭です。今日は光瀬龍の「派遣軍還る」を紹介いたします。最近めっきり見なくなってしまった光瀬龍作品です。著者が物故してだいぶたつのでいたしかたはございません。紙の本では読めなくなりましたが,ebookではかなりのタイトルが復刻されています。三頌亭,案外思い出すのが「ロン先生の虫眼鏡」だったりするのはご愛嬌といったところです。
さて「派遣軍還る」でありますが,これはのちのSFマガジン版と処女長編である宇宙塵版があります。どこをどう焼き直したかは別途確認していただくとして,作家本人も言うとおりこの作品が「光瀬作品の原点」なのだそうです。初期作品特有の勢いと申しますか,非常に楽しんで書いている様が見てとれます。書かれたのがもうかれこれ50年前なのでいろいろと記述の古さはありますが,着想は非常に雄大なSFで光瀬龍らしい作品です。
写真はハヤカワ文庫版で山田ミネコさんが挿絵と表紙を担当しています。
さて「派遣軍還る」でありますが,これはのちのSFマガジン版と処女長編である宇宙塵版があります。どこをどう焼き直したかは別途確認していただくとして,作家本人も言うとおりこの作品が「光瀬作品の原点」なのだそうです。初期作品特有の勢いと申しますか,非常に楽しんで書いている様が見てとれます。書かれたのがもうかれこれ50年前なのでいろいろと記述の古さはありますが,着想は非常に雄大なSFで光瀬龍らしい作品です。
写真はハヤカワ文庫版で山田ミネコさんが挿絵と表紙を担当しています。