こんばんは皆様、三頌亭です。また出しっぱなしですね。今度から記事できてからにしましょう(笑)。最近、実は別系統の本にかまけておりまして・・・そちらの方の感想を書いてもよろしいのですが、あまり皆様には面白くなかったりするので控えております。ご了承くださいませ。
ところで最近読んだ中村彰彦さんの「会津の怪談」ですが、始めて読む作家さんです。時代ものが得意な方なのでしょう。冒頭の「亡霊お花」と「かわ姥(うば)物語」は史実をフィクションで延長したつなぎ目の無い見事な短篇作品となっています。最近、時代小説の書き手も少なくなってきて、いまひとつ売れないジャンルという気がしております。余計なことですけど書き手の方には頑張ってほしいと常々ひそかに思っております。
そのほか、気になっている出版はいくつかあるのですが、この前書店に行くとトマス・ピンチョン『重力の虹』の新訳が新潮社から出てました。相変わらずの分厚さというか本の威容さというか・・・に感心してました(笑)。ご興味の向きには一度挑戦してみるのもよろしいでしょう。いかがでしょうか?。因みにアメリカのオリジナルは安い版がいくらでもありますので、そちらでおよみになるのもいいでしょう。
出版社紹介
「会津藩ゆかりの地に残る伝承・怪談を、史実に基づき小説化した怪談短編集。恐怖に陥れるだけが怪談ではなく、ウィットに富み、地方色にあふれ、豊かな文学としての怪談を、直木賞作家の筆が甦らせる。 「亡霊お花」「恋の重荷 白河栄華の夢」「晋州城の義妓」「かわ姥(うば)物語」「思い出かんざし」「骸骨侍」「名君と振袖火事」の7編を収録。いまや「会津といえばこの人」となった作家・中村彰彦の、初にして珠玉の怪談小説集! 」
ところで最近読んだ中村彰彦さんの「会津の怪談」ですが、始めて読む作家さんです。時代ものが得意な方なのでしょう。冒頭の「亡霊お花」と「かわ姥(うば)物語」は史実をフィクションで延長したつなぎ目の無い見事な短篇作品となっています。最近、時代小説の書き手も少なくなってきて、いまひとつ売れないジャンルという気がしております。余計なことですけど書き手の方には頑張ってほしいと常々ひそかに思っております。
そのほか、気になっている出版はいくつかあるのですが、この前書店に行くとトマス・ピンチョン『重力の虹』の新訳が新潮社から出てました。相変わらずの分厚さというか本の威容さというか・・・に感心してました(笑)。ご興味の向きには一度挑戦してみるのもよろしいでしょう。いかがでしょうか?。因みにアメリカのオリジナルは安い版がいくらでもありますので、そちらでおよみになるのもいいでしょう。
出版社紹介
「会津藩ゆかりの地に残る伝承・怪談を、史実に基づき小説化した怪談短編集。恐怖に陥れるだけが怪談ではなく、ウィットに富み、地方色にあふれ、豊かな文学としての怪談を、直木賞作家の筆が甦らせる。 「亡霊お花」「恋の重荷 白河栄華の夢」「晋州城の義妓」「かわ姥(うば)物語」「思い出かんざし」「骸骨侍」「名君と振袖火事」の7編を収録。いまや「会津といえばこの人」となった作家・中村彰彦の、初にして珠玉の怪談小説集! 」