2013年07月

宮崎駿「風立ちぬ」

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三頌亭シネマ館です。久しぶりですね。少し見たかったので行ってまいりました。堀辰雄の小説『風立ちぬ』と航空技術者である堀越二郎にインスパイアされてできた歴史ファンタジー・アニメ・・・とでも言ったらいいのでしょうか?。思えば堀辰雄の『風立ちぬ』も堀越二郎の「零戦」も30年以上も前に読んだ本でどこがどうというのが、よく思い出せない三頌亭であります(笑)。ここのところ長い間見てなかった宮崎駿作品でしたが、「コクリコ坂~」からがぜん見る気になってしまってるのが自分でも不思議です。

たまたま前の方でみたのでよくわかったんですが、なんとまだこのアニメ手描きなんですね~これが、いやはや恐れ入りましたと素直に思ってしまいます。絵が非常にきれいなものが多くて、ストーリーもさることながら時代に逆行した作画技術での水彩画のようなシーンが大変よろしいです。好きな物の取り合わせが堀辰雄と堀越二郎ということで、それらによって与えられる作者の心象風景をファンタジー作品にしたもの・・・そんな映画でした。堀越二郎役の声優さんに 庵野秀明さんなんですが、棒読みが案外とハマっていて気にならないのには驚きました。また最近の映画やアニメにはないシーンとしてやたらタバコを吸うシーンが多い映画でした。主人公が胸を患って寝ている恋人と手をつないで、片手で計算尺を使って仕事してるシーンで「タバコ吸いたい」というところがあるのですが、ひんしゅくものなのでニヤニヤしてしまいました(笑)。

追記:劇場予告編
http://www.youtube.com/watch?v=-Q6pStcvr4U

Delius-150th Anniversary Edition

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こんばんは、皆様、三頌亭です。このフォルダは久々の更新です。少し時間があったのでブック○ーケットへいってウロウロしていると珍しく売れないクラッシックのボックス・セットがたくさん置いてありました。その中から値段(1800円)に負けて(笑)、ディーリアス生誕150年記念ボックスというのを買ってまいりました。何とCD18枚というボリュームです。内容はEMIの過去録音の詰め合わせです。トマス・ビーチャム指揮の管弦楽集やジョン・バルビローリ指揮の録音は以前から有名ですし、ジャクリーヌ・デュ・プレ演奏のチェロ協奏曲などもよく知られた録音です。というわけでLP時代も含めて聞いたもののありますが、改めてひとあたり聞けて楽しいです(笑)。

フレデリック・ディーリアスはイギリスの作曲家・・・ということになってますが、ヴォ―ン・ウィリアムズやエルガー&ホルストなどと比べるともうひとつ所謂「イギリスらしさ」?が希薄なような気がします。お国の特色とは少し違う彼独特の音楽世界なのかもしれませんが、三頌亭の以前から好きな作曲家です。

久世光彦「死のある風景 Last Edition:」&安曇潤平「ヒュッテは夜嗤う-山の霊異記」

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こんばんは、皆様、三頌亭です。最近読んだ本を2冊ほど紹介いたします。まずは久世光彦「死のある風景 Last Edition:」です。実を言いますとこの人の作品はあまり読んでこなかったのですが、北川健次氏の銅版画のような見事な写真に魅かれて読んでみました。「死」を題材にした1,2頁のエッセイ集なのですがこれが意外によかったです。文章のせいかもしれませんが、最近読んだものの中では最もよかったもので三頌亭の大変好きな作品になりました。かなり以前に「一九三四年冬―乱歩」という創作作品を読んだことがあるのですが、その時はどちらかというと文学ファンの人の描いたものという感じが強くてあまり好みではなかったのですが、今回のエッセイはそれがいい方向へ行って大変素晴らしい作品だと思いました。読みやすくて三頌亭お薦めの本です(笑)。

次は山岳怪談の名手、安曇潤平さんの3冊目の作品集「ヒュッテは夜嗤う-山の霊異記」です。実話系の山岳怪談でまとまったものというのはいままでほとんどありませんでした。そういう意味ではご奇特な作者で大変珍重している作品集です。このジャンルあんまり文章が上手くなりすぎても考えものなのですが、現在のところほどよくまとめられて感じがいいです。できればもう2,3冊続けば良いと思いますが、実話という性格上あまり多くを望むことはできないのかもしれません。三頌亭のこの夏の楽しみでした(笑)。

R言語

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言わずと知れた統計解析用のフリーウェアですね。最近、せっせとスクリプトを書く練習をしております。仕事ではSASを使ってるんですが、個人でライセンス導入するにはとんでもない値段ですので、R言語を使ってる方も多いでしょう。もっとも趣味でやろうという方は多分いないとは思いますが・・・(笑)。

非常に高機能なシステムでおそらくフリーウェアで統計解析をしようと思ったらこれにしかできないものもたくさんあります。ユーザーによる登録パッケージも爆発的に増えて自分でスクリプト書かなくても殆ど大丈夫じゃないでしょうか?以前、エクセルでスプライン補間をやるシートをお見せいたしましたが、Rでは関数が用意されていて容易に補間が可能です。後、行列計算が簡単に行えますので多種の技術計算に応用ができるでしょう。これも大変素晴らしいフリーウェアなので紹介しておきます。

ガールズ&パンツァー・サウンドトラック

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こんばんは、皆様、三頌亭です。久しぶりですね、このフォルダを更新するのは。といってもネタ切れ丸出しな話題でございます。以前紹介いたしましたアニメの「ガールズ&パンツァー」最終回まで放映できたようめでたしめでたしです。でサウンドトラックをちょっと聞きたかったんですね。主にはロシア民謡の「カチューシャ」だったんですが、キャラソンとして収録されてました。以下、私的聞きどころです(笑)。

ガルパン/カチューシャ Full
http://www.youtube.com/watch?v=FKDXsV54i4A
日本の歌詞からは想像がつきませんが、どうやらロシアでは軍歌に近いんですか?。http://www.youtube.com/watch?v=0OcWjSxG89w
実際はこういうのりらしいです(笑)。

Girls und panzer ost Panzer Vor
http://www.youtube.com/watch?v=3e6EkNXCC0c
よくできたマーチだと思います。作曲に拍手です。

Girls und Panzer - Panzerlied (Soundtrack)
http://www.youtube.com/watch?v=fSnTaRHYpyA
「パンツァーリート」有名な歌です。映画「バルジ大作戦」でも使われました。

ところで、『ガールズ&パンツァー』のキャラクターをオーディオコメンタリーとして使った防衛省協力の陸上自衛隊DVDにがバカ売れなのだそうであります(笑)。
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