こんばんは、皆様、三頌亭です。年は変わっても変わり映えせず以前読んだものの中からご紹介いたします。中川一政「見えない世界」です。ブログを始めてから何度か紹介いたしましたが、あんまりこの方の随筆は人気がないのかもしれません(笑)。なかなか画文に優れるという方が少なくて、三頌亭が読んだ中では清方と中川一政くらいなんですね、これが。木村荘八も紹介いたしましたが、絵も文筆も文句なく素晴らしいという人はやっぱりこの2人かな?と思うわけです。文学系の読み物好きな方・・・意外と穴場です。推薦しておきます。
さて海外ミステリ2作品です。非常に手堅い作風のD・M・ディヴァインの処女作「兄の殺人者」です。意外と読ませます。本格のお好きな方いかがでしょう?。相当のすれっからしの読者でも一通りは満足できるミステリだと思います。しかし全作品はたったの13です。東京創元社から徐々にでておりますが、あせらずゆっくりお読みください。
唯一、今年になって読んだもの・・ユベール・コルバン「屍肉の聖餐」です。サイコもの、プロットに派手さはないですが、非常に読みやすく結構なページ数も楽々走破できます。フランスのベストセラーだったようですが内容はアメリカを意識して書かれています。残念なのは犯人の目星がついてからのサスペンスと犯人像がありきたりなところが三頌亭としては少し残念なところでした。
出版社紹介:
D・M・ディヴァイン「兄の殺人者」
「霧の夜、弁護士事務所の共同経営者である兄オリバーから急にオフィスに呼び戻されたサイモンは、そこで兄の射殺死体を発見する。仕事でも私生活でもトラブルを抱えていたオリバーを殺したのは、一体何者か? 警察の捜査に納得できず独自の調査を始めたサイモンは、兄の思わぬ秘密に直面する。英国探偵小説と人間ドラマを融合し、クリスティを感嘆させた伝説的デビュー作、復活。」
ユベール・コルバン「屍肉の聖餐」
「サンフランシスコの州警察の老練刑事フォーカーソンは厄介な問題を抱えていた。市清掃局が収集したゴミの中から肉がほとんどついていない頭蓋が発見されたからだ。この残虐な犯罪の連続性に気づいた彼は、FBIと伝説の元検死局長モウブレイに接触する。娘を変質者に殺されたモウブレイの悪に対する憎しみが、ついに犠牲者の身元を特定するが…。全仏大ヒット、フレンチミステリーの異色作。 」
さて海外ミステリ2作品です。非常に手堅い作風のD・M・ディヴァインの処女作「兄の殺人者」です。意外と読ませます。本格のお好きな方いかがでしょう?。相当のすれっからしの読者でも一通りは満足できるミステリだと思います。しかし全作品はたったの13です。東京創元社から徐々にでておりますが、あせらずゆっくりお読みください。
唯一、今年になって読んだもの・・ユベール・コルバン「屍肉の聖餐」です。サイコもの、プロットに派手さはないですが、非常に読みやすく結構なページ数も楽々走破できます。フランスのベストセラーだったようですが内容はアメリカを意識して書かれています。残念なのは犯人の目星がついてからのサスペンスと犯人像がありきたりなところが三頌亭としては少し残念なところでした。
出版社紹介:
D・M・ディヴァイン「兄の殺人者」
「霧の夜、弁護士事務所の共同経営者である兄オリバーから急にオフィスに呼び戻されたサイモンは、そこで兄の射殺死体を発見する。仕事でも私生活でもトラブルを抱えていたオリバーを殺したのは、一体何者か? 警察の捜査に納得できず独自の調査を始めたサイモンは、兄の思わぬ秘密に直面する。英国探偵小説と人間ドラマを融合し、クリスティを感嘆させた伝説的デビュー作、復活。」
ユベール・コルバン「屍肉の聖餐」
「サンフランシスコの州警察の老練刑事フォーカーソンは厄介な問題を抱えていた。市清掃局が収集したゴミの中から肉がほとんどついていない頭蓋が発見されたからだ。この残虐な犯罪の連続性に気づいた彼は、FBIと伝説の元検死局長モウブレイに接触する。娘を変質者に殺されたモウブレイの悪に対する憎しみが、ついに犠牲者の身元を特定するが…。全仏大ヒット、フレンチミステリーの異色作。 」