2012年07月

閑話休題01

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こんばんは、皆様、三頌亭です。新刊書店へ行ったついでに新古書店にも行ってまいりました。そんなに欲しいとか読みたいとかいうわけでもないのですが、なんとなく手にとって買うか~とか思ったものですね。以下の通りです。梶龍雄作品は本当にほとんど見かけなくなりました。古書店でもぼつぼつ値段つけるところも出て来てます。中町信もだんだん少なくなってきました。そういえば戸川昌子の文庫はほとんどなくなってしまいましたね。まあ読む人も少なくなったせいではあるのですが。

高橋亮子「風いろ日記」はこれだけフラワーコミックスもってなかったので・・・。雑誌「ちゃお」に連載してた作品です。北村想と伊藤計劃はちょっとした興味からです(笑)。また元気の余ってるときに読みます(笑)。

梶龍雄「奥鬼怒密室村の惨劇」
中町信「四国周遊殺人連鎖」
中町信「自動車教習所殺人事件」
高橋亮子「風いろ日記」
北村想「怪人二十面相・伝」
伊藤計劃「ハーモニー」

とある飛空士 への追憶

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こんばんは、皆様、三頌亭アニメ館です。マッドハウス制作の劇場用アニメーション「とある飛空士 への追憶」です。空がきれいなので予告編を見た時から気になっていた作品です。空を飛ぶ飛行機の描写を十分堪能いたしました。ただ飛んでる飛行機のCGが少しチャチなのが残念でしたが。原作の方は以前紹介いたしましたが・・ストーリーはいたって簡単、ひとことで言うと「ローマの休日」です。なので安心して見られます(笑)。

大下宇陀児探偵小説選1&2

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こんばんは、皆様、三頌亭です。上手く時間が作れたので久しぶりに新刊書店へ行ってきました。いろいろ見たのですが、予想通りカッパコミックスの「鉄腕アトム」が復刻になってます。ボックス6つだそうですが全部買うとオリジナル3セットぐらい買えそうな値段になってます(笑)。ところで大下宇陀児探偵小説選1&2が出てましたので買ってきました。戦前の作品、「蛭川博士」と「鉄の舌」が目玉の復刻です。大下宇陀児も文庫でもっとたくさん出せばいいのだろうと思いますが、うれないんですかね?、やっぱり。また読んだら感想でも記事にしたいと思います。戦後の作品はまあまあ読んだんですが、昔と違って古書が大分値上がりしたので読みにくくなった人です。
例によって「きらら」を貰ってきました。大島さんのマンガを読んでます。

テオフィル・ゴーチェ小説選集

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こんばんは、皆様、三頌亭です。たまたま出てきた本があったので紹介してみましょう。テオフィル・ゴーティエをよくよんだのは学生だったころで、一番初めに読んだのが写真の「ミイラ物語」でした。大変エキゾチックなお話でその他の短編も面白く読んだものでした。実はこのころ読みたかったのが「モーパン嬢」で田辺貞之助の翻訳が上手く入らなかったもので、ペンギン版の英訳本を読みました。いまでは岩波文庫に「モーパン嬢」と「キャプテン・フラカス」等の長編も収められるようになりました。どちらも面白いので興味のある方はお読みになってみてください。

当時たまたまゾッキ本で出ていた『テオフィル・ゴーチェ小説選集』(全3巻)を入手してこれも楽しく読みました。「ある夜のクレオパトラ」とかも好きなのですが「邪視」を扱った珍しい中編「魔の眼」も大変面白かったと記憶しています。それにしてもゾッキ本で出ていなければ学生が買うには少し勇気のいる本でした(笑)。どういうわけかよく読んできた作家のひとりになってしまい不思議な縁を感じてしまいます。

森開社版『テオフィル・ゴーチェ小説選集』(全3巻)
テオフィル・ゴーチェ著。田辺貞之助訳。
第一巻1976年3月30日発行
収録作品。「ある夜のクレオパトラ」、「金髪をたずねて」、「水辺の楼」、「黄金の鎖」、「狙いの星をいただく騎士」、「オンファール」、「パンの靴をはいた子供」、「鷲の巣」。
第二巻1976年5月30日発行
収録作品。「阿片のパイプ」、「ハッシッシュ愛好家クラブ」、「魔の眼」、「カンドール王」、「夜の訪問客」。 
第三巻1976年12月25日発行
収録作品。「変身」、「ポンペイ夜話」、「死霊の恋」、「ミイラの足」、「コーヒー沸かし」。

今野圓輔編著「日本怪談集」他

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こんばんは、皆様、三頌亭です。以前一度紹介いたしましたが、2冊そろえて再度紹介いたします。この方面の基本図書かと思います。今野圓輔編著「日本怪談集」です。2冊の内「幽霊篇」のほうは戦前から戦後にかけての実話の蒐集となっておりまして、実話系怪談集の嚆矢と言っていいでしょう。ただ昨今の実話怪談とは少し異なってやたら怖いことはございませんのでご安心を(笑)。日本人のメンタリティはどこにあるのかという興味からの蒐集ですのでおのずとそちらに力点の入った内容になっております。
「奇想の江戸挿絵」は新書版のムック形式の本です。マンガ世代にふさわしくそちらから江戸後期の刊本をクローズアップして見せます。なかの記述を読まずとも眺めるだけで結構楽しいヴィジュアル・ブックでした。
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