三頌亭日乗－別館

こんばんは、皆様、三頌亭です。大分更新が開いてしまいまして申し訳ありません。最近、リアルのお仕事が押しておりましてなんとも暇が作りにくい状態です。別にブログを休止するわけではございませんので、悪しからずご了承くださいませ。
というわけでいきおい本の話題ではないものばかりですね（笑）。EMIのイコン・シリーズを聴いてみました。これがもうＣＤ7枚も入って、以前を知ってる人からすれば夢の様な値段です。写真のものはディヌ・リパッティの録音ですが、マイケル・レビンのものも購入いたしました。どちらもマスタリングが効いて格段の音になってます。現在はスタジオ録音のリパッティのもの、ショパンのワルツ集をＰＣに取り込んで仕事の合間に聴いております。

次は新潮社の小林秀雄の講演集です。これ案外と聞いた人が少ないので聞いてみました。まるで落語家真っ青の語り口でその著作からはおよそ想像のつかない面白さです（笑）。全部聞いてみたいのですが結構割高なのでなかなか全部買えません（笑）。

さて最後はやっと見ましたか・・・というアニメです。「コクリコ坂から」です。大変あっさりとした嫌みのないストリーですが、物足りないという方も多いでしょう。でもこれでよろしいです。そういうアニメですので・・・（笑）。本音を言いますと主題歌の「さよならの夏」があまりに懐かしかったものですから、つい魅かれてしまったアニメでした。70年代のドラマの主題歌でした。
手嶌葵 - さよならの夏 ～コクリコ坂から
http://www.youtube.com/watch?v=OBq4Om4PgYo&feature=related

こんばんは皆様、三頌亭です。一週間のご無沙汰です（笑）。以下同様というか、どうも最近時間が取れませんね。さて最近の入荷は文豪怪談傑作選「小川未明集」です。童話の方があまりにも有名なので普通小説の方はほとんど顧みられておりません。それらのなかから怪談色の強いものを選んだ傑作選です。この文庫でしか読めないものも収録されていてなかなかの好編集です（笑）。いかがでしょうか？。以前から読みたかったので筑摩書房の「梶井基次郎全集（全３巻）」を仕入れてみました。古書では大変安い刊本ですので読みたいという方はぜひどうぞ。なんかずるずると読んでしまって不思議な魅力のある作家です。第３巻は日記になっていて大変面白そうです。