こんばんは三頌亭です。今日は久しぶりにアニメ館です。現在放映中の作品『偽物語』です。実を言うと原作の方がなかなか新古店の方に回ってこないので入手状態が大変悪いです。まあアニメ作品は別物ということでどんどん見てってます(笑)。前作はデザインとかが斬新で適度に楽しめたのですが、今度はどうでしょうか?。今回はサイドストーリーということで主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)の妹・火憐(かれん)と月火(つきひ)のお話だそうです。全11話の予定だそうです。3話まで見たのですが、ノリは前作のノリですが、デザインが前よりも三頌亭にとっては少し面白くないかもしれません。まあそれはさておくとしてほとんどギャルゲーっぽくなってきてます(笑)。原作の方はあせらずにということで読んでいきたいと思ってます。
2012年01月
こんばんは三頌亭です。ちょうど買ったCDでも紹介しましょうかと思っていたのですが・・・少し調べているうちに昔から引っかかっていた曲が判明したのでそのお話でもいたしましょう。たぶん深夜放送(ン十年前のことw)でよくかかっていてどうしても以前から曲名がわからなかったのです。小川未明の童話をそのまま曲にしたことはわかっていたのですが・・・シモンズあたりだったと思ってたのが間違い。で実際聴いてみると・・・ん~イメージが?(爆)
真芽正恵 ~ 国境の白いバラ
http://www.youtube.com/watch?v=GbcYD5svoMk
ついで以前探した時にSE入りの盤が探せなかったので・・。でもなんですね、今ではとても考えられないメンタリティになってしまってるのかもしれません。出来なきゃやめればいいじゃんってことになりますよね。ある意味、遠くなりました。ただ、当時の国立競技場のテレビ映像は鮮烈に記憶に残ってます。
ピンクピクルス「一人の道」(1972)
http://www.youtube.com/watch?v=BRal3ggcdyU&feature=related
真芽正恵 ~ 国境の白いバラ
http://www.youtube.com/watch?v=GbcYD5svoMk
ついで以前探した時にSE入りの盤が探せなかったので・・。でもなんですね、今ではとても考えられないメンタリティになってしまってるのかもしれません。出来なきゃやめればいいじゃんってことになりますよね。ある意味、遠くなりました。ただ、当時の国立競技場のテレビ映像は鮮烈に記憶に残ってます。
ピンクピクルス「一人の道」(1972)
http://www.youtube.com/watch?v=BRal3ggcdyU&feature=related
こんばんは皆様、三頌亭です。今日のお題は写真の本・・牧逸馬「運命のSOS」(昭和6:中央公論社)です。牧逸馬の「世界怪奇実話」については何度か紹介いたしました。犯罪実記もしくはノンフィクション小説の嚆矢というべきもので現在までいろんな出版社によって版がつがれてきました。新潮社、東京創元社、桃源社、河出書房新社、現代教養文庫etc、現在では山手書房新社で出版されていてまだ現役です。島荘御大の選抜による傑作選さえ光文社文庫から出ています。三頌亭も大学生のころ夢中で読んだ記憶があります。それぞれの章に現代の成果も合わせて脚注を追加した版を作れば面白かろうとよく思ったものです。
ところで元版ですが第3集まで出ています。写真の「運命のSOS」は第2集です。少し面白いデザインで気に入っています。因みに探そうというご奇特な方に一言、外箱はしょぼいので裸本でも十分楽しめます。こだわりがなければ一度手にしてみるのも一興かと思います。
長谷川海太郎
牧逸馬、林不忘、谷譲次の三つのペンネームを使い分けた、大正、昭和期の小説家。新潟県生まれ。函館中学中退後、1918(大正7)年、渡米。オベリン大学、オハイオノーザン大学に籍を置き、働きながら学ぶ。1924(大正13)年、帰国。松本泰主宰の「探偵文芸」に加わり、森下雨村のすすめで「めりけんじゃっぷ」(谷譲次)ものを「新青年」に発表。以降、三つの名で並行して、精力的に執筆を続ける。1935(昭和10)年、多くの連載を抱えながら、心臓麻痺で急逝。享年35歳
ところで元版ですが第3集まで出ています。写真の「運命のSOS」は第2集です。少し面白いデザインで気に入っています。因みに探そうというご奇特な方に一言、外箱はしょぼいので裸本でも十分楽しめます。こだわりがなければ一度手にしてみるのも一興かと思います。
長谷川海太郎
牧逸馬、林不忘、谷譲次の三つのペンネームを使い分けた、大正、昭和期の小説家。新潟県生まれ。函館中学中退後、1918(大正7)年、渡米。オベリン大学、オハイオノーザン大学に籍を置き、働きながら学ぶ。1924(大正13)年、帰国。松本泰主宰の「探偵文芸」に加わり、森下雨村のすすめで「めりけんじゃっぷ」(谷譲次)ものを「新青年」に発表。以降、三つの名で並行して、精力的に執筆を続ける。1935(昭和10)年、多くの連載を抱えながら、心臓麻痺で急逝。享年35歳
こんばんは皆様、三頌亭です。今日の肴は写真の本・・・ではなく月報の方です。そろそろ再版が近いのか目を疑う値段でブック○ートにおいてありました。さて、同じ版型を使った出帆社のものには入っていないのですが、薔薇十字社版には月報がついております。少し面白いので第2巻の月報を全頁アップしてみました。中井英夫と松山俊太郎が月報に寄せている文章がおもしろいです。
読めばわかるように二人とも担保付きながらも「天狗」を絶賛しております。第2巻の解説の都筑道夫も同じですね。こうやってこの3人のチョイスを注意深く見ておりますと第1巻の解説の澁澤さんと大分違うようです。よりミステリ寄りの選択が「天狗」や「三月十三日午前二時」となるのでしょう。「零人」「盲妹」「髯の美について」などを傑作とする澁澤さんの選択はどちらかというと幻想文学寄りとでも言ったらいいのでしょうかそういった好みなのだろうと思います。どれを選ぶかで読者の好みがわかる作家でもあります。従来の型にははまりにくいタイプの作家であったため理解者がおらずかなり苦労したことが残念だと三頌亭は考えています。
読めばわかるように二人とも担保付きながらも「天狗」を絶賛しております。第2巻の解説の都筑道夫も同じですね。こうやってこの3人のチョイスを注意深く見ておりますと第1巻の解説の澁澤さんと大分違うようです。よりミステリ寄りの選択が「天狗」や「三月十三日午前二時」となるのでしょう。「零人」「盲妹」「髯の美について」などを傑作とする澁澤さんの選択はどちらかというと幻想文学寄りとでも言ったらいいのでしょうかそういった好みなのだろうと思います。どれを選ぶかで読者の好みがわかる作家でもあります。従来の型にははまりにくいタイプの作家であったため理解者がおらずかなり苦労したことが残念だと三頌亭は考えています。
この記事はその2に続きます。
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