2011年05月

フルーツ・バスケット

イメージ 1

こんばんは皆様、三頌亭アニメ館です。今日はたまたま見たものです(やっと終わりました^^;)。高屋奈月さん原作「フルーツバスケット」です。この方面また疎いので、何をいまさらですな(^^;)。動物憑きの一族と身寄りのない居候少女のラブコメです。十二支にそれぞれ憑かれている草摩家の面々、異性に抱きつかれると憑かれている干支に変身してしまうという設定がおもしろいです。ある意味純愛路線と言えるかどうかは分かりませんが、物語を進める上で大きな要因となっているところがユニークですね。マンガの方は一応眼を通したのですが絵柄が合いませんでした。誰が誰かよくわからません(爆)。

解説など
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

雑談01(西尾維新「化物語下巻」)

イメージ 1

こんばんは、皆様、三頌亭です。今日はついでと言っては何ですが、西尾維新さんの「化物語下巻」です。上巻では第一話「ひたぎクラブ」、第二話「まよいマイマイ」、第三話「するがモンキー」を収録しておりましたが、下巻は書き下ろし作品で第四話「なでこスネイク」、第五話「つばさキャット」を収録しております。これでそれぞれ主要キャラクター5人分のエピソードが語られます。それぞれこれ以上は無い印象的なキャラクターばかりなので読者は快適に読み進めていけるようになっております。

西尾維新さんとしては本人もあとがきで語っておられるように遊びと趣味のみで書かれた作品らしく、のびのびと書かれrているのが大変気持ちがよろしいです(笑)。コメディアンよろしくつまらない言葉のお遊びがいたるところに全開でございます。このあたり少し読者の好みがありますでしょうか?。とまれ大変ユニークなエンターテイメント小説で三頌亭は感心いたしました。下記は現在出版されております続巻と主要キャラクターです。それぞれ続編あるいはサイドストーリーの形をとっております。 いかがでしょうか?

『傷物語』忍野忍
『偽物語 上』阿良々木火憐
『偽物語 下』阿良々木月火
『猫物語 黒』羽川翼
『猫物語 白』羽川翼
『傾物語』八九寺真宵
『花物語』神原駿河

若合春侑「蜉蝣」

イメージ 1

イメージ 2

こんばんは、皆様、三頌亭です。最近買った本です。サイン入りのがやすかったので・・・(^^;)。読むのは初めて作家さんです。あまりたくさん作品はありませんが、ネットを見てますと1番人気は「無花果日誌」のようですね。旧かな正字で書かれた、フェイク時代物です(悪い意味ではないです)。三頌亭個人としては耽美系のものは少し苦手なのですが、読んでみることにいたしました。

伊藤晴雨当たりをモデルにした破滅型純愛小説とでも言えばいいのでしょうか?。旧かな正字とはいえ内容は現代の文章です。本物の昭和初期の文章とは少し違うことがミソですね(^^)。意外に読みやすいです。何と言いますか魅かれあう二人の破滅型人間みたいで、どんどんエスカレートする非日常的な遊戯がすごいです。最後には当然のごとくそれに魂を飲みこまれてしまいます。おそらく今ではあんまりうけないタイプの小説かなと少し思ってしまいます。文章は良いのでまた違った題材のものを読みたいと思います。ところでタメ書きが振るっているので写真を載せておきましょう。

追記:この小説の主人公のモデルの一部は画家・伊藤晴雨のモデルだったお葉で、のちに竹久夢二と一子をもうけることになります。

龍膽寺雄「人魚と蝋石の脚」他

イメージ 1

イメージ 2

こんばんは、皆様、三頌亭です。さてさて、今日も以前の在庫からご紹介いたしましょう。この前アニメの方で紹介した「イリヤの空、UFOの夏(全4巻)」です。何と言うことは無いのですが、アニメの時にも言いましたが最後の保健の椎名真由美先生の語りが素晴らしいです。この手のストーリーはおそらく難病ものの変形なんだと思います。そうすると意外に古くからあるタイプの物語なのかもしれません。とりあえず、興味のある方はどうぞ。

さて次は龍膽寺雄「人魚と蝋石の脚」です。最近この人の全集を時々読み返しております。昭和初期に登場したモダニズム文学の雄、不幸にしてその後の文壇に愛想を尽かしたのかあまり知られることなく現在に至っております。現在まとまったものを読もうと思うとこの全集以外ないのですがこれとても今では絶版です。むかし、川村二郎でしたか?、村上春樹氏に龍膽寺雄の作品を読むように勧めたらしいですが、どうなったかは知りません。しかしなかなかイイ着眼点だと思ったものでした。少し軽めの都会文学と申しますか、そんなところが近親関係にあるのかもしれません。現在はこのような作風の作家は見当たらないのでお好きな人にはお読みになることをお勧めしておきます。

西尾維新「化物語」など

イメージ 1

こんばんは、皆様、三頌亭です。この前、キングを読んでしまったところでこの後これと言った大物はありませんのでまあこんなところでもという話題です。最近古書の方もめっきり興味が乗らないというか、ちょっと疲れ気味です(笑)。ところで写真の通り西尾維新さん「化物語」です。「ひたぎ」&「暦」クラブ所属の方はきっともうお読みでしょう(笑)。なかなかブック○フに回ってこなくて苦労しています(新刊買えって!!(^^;))。この作品わざと映像メディアに載りにくくしてあるというので興味がありました。おそらくナンセンスな言葉遊びというか、そんな部分なのでしょう。読んでみるとかなり勢いがあって面白いです。「スクリューボール・コメディ」とまではいきませんが、かなり頑張っていますね。実を言うとアニメの方を先に見てしまっているのであらすじはわかっているのですが、それでも面白いです。アニメの方は大変苦労した翻案というか、三頌亭はよくできていると感じました。お仲間さんの中では今一つ人気がないようなのであらためて推薦しておきましょう(笑)。

懐メロ:このまえ「オオカミさんと七人の仲間たち」のエンディングに使ってあって思い出したので・・・。レイジーってご存知ですか?。ハード・ロックやりたかったんでしょうね~、ほんとは。
カバー:「オオカミさんと七人の仲間たち」ED
http://www.youtube.com/watch?v=rkmfc7Y06bg&feature=related
カバー:小泉今日子
http://www.youtube.com/watch?v=kcGfYT3RVZg&feature=related
オリジナル:レイジー
http://www.youtube.com/watch?v=l-FHGXhR_1Q 
最新コメント
ギャラリー
  • 萩尾望都「11人いる!」&「スター・レッド」
  • 萩尾望都「11人いる!」&「スター・レッド」
  • 萩尾望都「11人いる!」&「スター・レッド」
  • 萩尾望都「11人いる!」&「スター・レッド」
  • 和田慎二傑作選「砂時計は血の匂い」他
  • 和田慎二傑作選「砂時計は血の匂い」他
  • 和田慎二傑作選「砂時計は血の匂い」他
  • 和田慎二傑作選「砂時計は血の匂い」他
  • 花とゆめ・1975年5月5日号
アーカイブ
  • ライブドアブログ