2010年02月

DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

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こんばんは、三頌亭アニメ館の時間です(笑)。すっかり読むほうが気合が入らなくて・・・。今日は岡村天斎監督の「黒の契約者」です。全26話ということで結構な分量でございました(笑)。初めのうちはなんかよくわからん世界観というか背景設定で、なんとなく惰性で見てたのですが後半結構面白くなってきて、まあ悪くないシリーズでした。「契約者」とか「ドール」というのは何のアレゴリーなのかと考えるとよくわからない所があって興味は尽きません。あまりテーマ性に拘泥するのも野暮なお話ですので見た人それぞれがイメージすればよいことなのでしょう。どうでもいいんですがこのごろ三白眼の主人公というのが漫画なんかでもよく出てくるようになりましたが、不思議な傾向というか何なのか考えることがあります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/DARKER_THAN_BLACK_-%E9%BB%92%E3%81%AE%E5%A5%91%E7%B4%84%E8%80%85-

続・最新入荷事情

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こんにちは、皆様、三頌亭です。最新入荷というか、2.3頼んでいた本がやってきたので紹介いたしましょう。この前紹介したバウチャーの「密室の魔術師」です。案外と適当なテキストが入手し難い状態だったのですが、なんとかPBを見つけて買ってみました。乱歩は凝った文章と言ってますが、割合読みやすいテキストで例の宝石の翻訳もまずまずという所ではないでしょうか?それにしても表紙を見てびっくりなのですが、この表紙でアメリカでのミステリのポジションが想像されます(笑)。

次はサンドラールの自伝4部作の4作目「sky」です。英訳本があるということでやっと3冊探し当てて入手しました。「フランス文学のインディ・ジョーンズ」というキャッチフレーズが面白いですね。どなたか仏文から翻訳しませんでしょうか?。いま拾い読みの段階ですが、かなり面白いです。現在あと1冊を探索中です。

最後はブック○フで買ったもの。これも以前読んだ漫画です。永島慎二の70年代前半の作品からのコレクション。このころの永島慎二も好きでした。青林堂のハードカバーの本が出だした頃だったでしょうか?。

押井守「人狼」

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三頌亭アニメ館です。これもまた何を今更という作品です(笑)。押井守監督「人狼」ですね。相変わらずの渋いというか面白くなさで、気にはなるのですが好きになれないアニメーション作家のひとりが押井守監督です。押井さんの一番好きな作品は初期の「天使のたまご」でして、このケルベロスのシリーズはもうひとつ好きになれないんですね。こうやってマメに見ていっているところからするときにはなる作家なのですが・・・。「攻殻機動隊」もテレビシリーズのほうがいいような気がしますし、乗れてないこと甚だしいです(笑)。つぎは『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』を見てみたいと思っています。

Production I.G-紹介文など
『決定的な敗戦から十数年――物語は、可能性の戦後史としての昭和30年代

占領軍統治下の混迷からようやく抜け出し、国際社会への復帰を図るべく「高度経済成長」の名の下に強行された急速な経済再編成が、その実を結びつつある一方でこの国は多くの病根をかかえていた……。強引な経済政策が生み出した失業者の群れと、その都市流入によるスラム化を温床とした凶悪犯罪の激増。わけても武装闘争を掲げた反政府勢力の急速な擡頭は、これに対処すべき自治体警察の能力を越えて深刻な社会不安を醸成していた。

自衛隊の治安出動を回避し、あわせて国家警察への昇格を目論む自治警内部の動きを牽制すべく、政府は第3の道を選択した。首都圏にその活動範囲を限定しつつ、独自の権限と強力な戦力を保有する国家公安委員会直属の実動部隊――首都圏治安警察機構、通称「首都警」の誕生がそれである。迅速な機動力と強大な打撃力によって、治安の番人としての栄誉を独占し、第3の武装集団として急速に勢力を拡大した「首都警」。しかし、当面の敵であった反政府勢力が非合法化を含むさまざまな立法措置によって解体し、離合集散の末に、「セクト」と呼ばれる都市ゲリラを生み出すにおよんで状況は大きく転回することになる。

「首都警」の中核をなす特機隊と「セクト」の武力衝突は苛烈をきわめ、時に市街戦の様相を呈することもしばしばであり、激しい世論の指弾を浴びた。経済的繁栄への期待に向けて流れ始めた世相の中――特機隊はその宿敵である「セクト」と共に、急速にその孤立を深めつつあった。強化服と重火器で武装し“ケルベロス”の俗称と共に武闘路線をひた走りつづけた特機隊の精鋭たちもその歴史的使命を終え、時代は彼らに新たな、そして最終的な役割を与えようとしていた……。』

最新入荷事情(ブック・○フ編)

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こんにちは、皆様、三頌亭です。最新入荷といっても、ちょっと仕事の帰りにブックオ○に寄ってきただけですね(笑)。2冊はマンガでしかも読んだものばかりですが、最近、見なくなった版なので買ってきました。ひとつは永島慎二のサンコミック「四畳半の物語」。なんとはなしによく読んだ作家ですが、好きな人です。最近、こういった私小説風のマンガを上手に描ける人がいなくなっているように思います。もはや絶滅種でしょうか?。青林堂あたりが永島慎二の選集でも出してくれないかとよく思うようになりました。「フーテン」や「黄色い涙」といったものが単発的に再版されてはいますが、もっとまとまったものを出してくれないかな?と思う次第です。

高橋葉介の「夢幻紳士」、彼の代表作でしょう。初めて出た「夢幻紳士」の単行本でハードカヴァーでした。珍しい絵物語の「遊鬼塔の怪人」が冒頭に掲載されています。朝日ソノラマから「マンガ少年」という雑誌が当時出ていましたが、よく読んだものでした。現在では高橋葉介さんは有名なマンガ家になってしまいましたが、昔のうねうねした線のタッチが今でも好きです。

最後は有川浩さんの「キケン」。珍しく署名本だったので買って読んでみました。「塩の街」以来でしょうか?。理工系大学の青春グラフティですな。徒花スクモさんマンガがよくマッチしてます。こんなことをいってはよくないのかもしれませんが、マンガ原作のほうがもっとよかったかもと思ってしまいました。最後の黒板の寄せ書きなんかは挿絵の勝利です。いくら活字でといったって無理でしょう(笑)。ところで最近の理工系学部ってこんな感じなんですか?。実をいうとよくわからないところでした。

喰霊-零-(GA-REI-zero-)

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引き続き、三頌亭アニメ館です。これもこの前の『BLOOD+』と同じく、「サンダ対ガイラ」(笑)ならぬ、兄弟げんかのお話です。非常に長い長いカットバックを使ってあるので、全12話とはいいながら1話完結と同じかもしれません。マンガの方は瀬川はじめの原作、『ノンストップ放課後退魔アクション』がコピーですね(笑)。超自然災害というのが傑作で、オカルト版「攻殻機動隊」みたいな感じです。まだ続編も作るような感じですのでこれからなのかもしれません。
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