こんばんは、皆様、三頌亭店長です。この時期になりますと、こちらの懐事情をよくご存知なのかどうかは知りませんが、いろんな古書店からカタログをたくさん送ってきます。勢い仕入れにと行きたいのですが、そこはそれ、ない袖は振れないと申しますか、指をくわえて見てるだけというのが最近の三頌亭です(笑)。
このところ英米怪談づいていて、安めのものをすこしづつ仕入れております。まだ到着してないのですが、ハリファックス卿の幽霊実話のシリーズ、ヴァイオレット・ハントの短篇集、オリヴァー・オニオンズやエイクマンの短篇集などなど・・。発注しようかとネットで書誌を調べていたら、案外とpdfファイルなどで読めたりするものが多いです。もちろん本自体の面白みもあるのですが、とりあえず読める状態にあるというのには驚いています。ここ何ヶ月か色々調べてみると、でるわでるわであっさりと読んでいない英米怪談が50冊分ぐらいあつまってしまいました。比較的古いせいもあるのでしょうが、本当に驚きです。
さて、W.W.ジェイコブスというと超有名作の「猿の手」の作者ですね。他の作品は2,3篇しか読んだことがないので短篇集を買って少しずつ読んでいます。なんでもユーモア小説の書き手として知られているようで、以前、傑作選を買ったらユーモア小説ばかりで苦笑した憶えがあります。というわけで怪奇掌編のなかからひとつ「失われた船」というのを紹介いたします。途中まで読んで、邦訳があったことに気がつく体たらくで、記憶のわるいこと夥しいですね(笑)。このひとの有名な「猿の手」という作品はそんなにこわくない作品で、すこしもの悲しい作品です。それと対をなすように「失われた船」も帰ってこない息子を思う母親のお話です。行方不明になった船に乗っていた息子を待ち続ける母親の所へ、ひょっこり息子が帰ってくるのですが・・・というお話です。以前紹介した「怪奇小説の世紀」に収録されています。英文は下記で閲覧可能、数頁足らずの英文です。
http://www.horrormasters.com/Text/a0890.pdf
このところ英米怪談づいていて、安めのものをすこしづつ仕入れております。まだ到着してないのですが、ハリファックス卿の幽霊実話のシリーズ、ヴァイオレット・ハントの短篇集、オリヴァー・オニオンズやエイクマンの短篇集などなど・・。発注しようかとネットで書誌を調べていたら、案外とpdfファイルなどで読めたりするものが多いです。もちろん本自体の面白みもあるのですが、とりあえず読める状態にあるというのには驚いています。ここ何ヶ月か色々調べてみると、でるわでるわであっさりと読んでいない英米怪談が50冊分ぐらいあつまってしまいました。比較的古いせいもあるのでしょうが、本当に驚きです。
さて、W.W.ジェイコブスというと超有名作の「猿の手」の作者ですね。他の作品は2,3篇しか読んだことがないので短篇集を買って少しずつ読んでいます。なんでもユーモア小説の書き手として知られているようで、以前、傑作選を買ったらユーモア小説ばかりで苦笑した憶えがあります。というわけで怪奇掌編のなかからひとつ「失われた船」というのを紹介いたします。途中まで読んで、邦訳があったことに気がつく体たらくで、記憶のわるいこと夥しいですね(笑)。このひとの有名な「猿の手」という作品はそんなにこわくない作品で、すこしもの悲しい作品です。それと対をなすように「失われた船」も帰ってこない息子を思う母親のお話です。行方不明になった船に乗っていた息子を待ち続ける母親の所へ、ひょっこり息子が帰ってくるのですが・・・というお話です。以前紹介した「怪奇小説の世紀」に収録されています。英文は下記で閲覧可能、数頁足らずの英文です。
http://www.horrormasters.com/Text/a0890.pdf