最も身近に見られる宇宙からの物質のお話です。「流星塵」というのをご存知でしょうか?。流星の燃え残りですね。大きさは数ミクロンから数十ミクロンです。流星を見た方はあんなに明るいのだからさぞや大きい物体が飛来しているのだろうと思われるかもしれませんが、意外に流星となる宇宙の塵は小さいといわれています。大きさは1mm程度です。ビー玉クラスになるともう火球といわれる非常に明るい流星になると思われます。
地上から約100kmくらいから大気との摩擦で燃え始め、大きさにもよるのですが約50kmmくらいで燃え尽きるといわれています。ところでその燃え残りを探すのはどうするのでしょうか?。プレパラートなんかにグリセリンなどを塗って、屋外に一日放置します。これを回収してひたすら光学顕微鏡で探します(笑)。色んな埃やチリが見えますがその中にほぼ完全な球形のチリがあります。これが流星塵です。顕微鏡さえあれば出来る作業ですが、けっこう検鏡にヒマがかかる地味でしんどい作業です(笑)。
写真は流星塵の走査型電子顕微鏡写真(多分1000倍くらい)です。イラストの方は母彗星と群流星のでき方ですね。関係ないですが最近、卓上型走査電顕ってあります。
地上から約100kmくらいから大気との摩擦で燃え始め、大きさにもよるのですが約50kmmくらいで燃え尽きるといわれています。ところでその燃え残りを探すのはどうするのでしょうか?。プレパラートなんかにグリセリンなどを塗って、屋外に一日放置します。これを回収してひたすら光学顕微鏡で探します(笑)。色んな埃やチリが見えますがその中にほぼ完全な球形のチリがあります。これが流星塵です。顕微鏡さえあれば出来る作業ですが、けっこう検鏡にヒマがかかる地味でしんどい作業です(笑)。
写真は流星塵の走査型電子顕微鏡写真(多分1000倍くらい)です。イラストの方は母彗星と群流星のでき方ですね。関係ないですが最近、卓上型走査電顕ってあります。