こんばんは、皆様、三頌亭店長です。「歌うダイヤモンド」に引き続き、ヘレン・マクロイの「ひとりで歩く女」と「幽霊の2/3」の紹介です。今日はバークリーあたりをと思ったのですが、本が見つからず(笑)。いたし方ありません。
「ひとりで歩く女」
恩田さん推薦の作品ですが、コピーに「超絶サスペンス」とあります。なかなか大がかりな仕掛けが施された異色作といってよいです。中盤ちょっとだれるのが難点ですが後半1/3はみごとなサスペンスで読者を圧倒いたします。悪くない作品ではないかと思います。
出版社・コピー
「西インド諸島を発つ日、わたしは存在しない庭師から手紙の代筆を頼まれた。さらに白昼夢が現実を侵したように、帰途の船上で生起する蜃気楼めいた異変の数々。誰かがわたしを殺そうとしています……一編の手記に始まる物語は、奇妙な謎と戦慄とを孕んで闇路をひた走る。眩暈を誘う構成、縦横無尽に張られた伏線の妙。超絶のサスペンス!」
「幽霊の2/3」
はるか昔に創元推理文庫で翻訳されましたが、その後長い間絶版です。数ある翻訳ミステリの中ではトップクラスのレア本です。売れっ子・作家と出版界の裏事情が面白いミステリです。どちらかというと普通の小説としての部分が面白いミステリですね。「幽霊の2/3」というのはゲームのひとつで問題が1回答えられないと「幽霊の2/3」、もう一回で1/3、3回答えられないと幽霊になってその場にいないことになるというものです。で本当に殺されてしまって、殺人事件の発端というわけです。
主人公(売れっ子・作家)は表紙で見てわかるようにアル中の気があります。出版界で「ゴースト」といったらなんでしょう?。あんまり言ってるとネタバレするのでこのくらいで・・。因みにPBは安いのがいくらでもあります。読みたい方は申し訳ないですがこちらで・・。
「ひとりで歩く女」
恩田さん推薦の作品ですが、コピーに「超絶サスペンス」とあります。なかなか大がかりな仕掛けが施された異色作といってよいです。中盤ちょっとだれるのが難点ですが後半1/3はみごとなサスペンスで読者を圧倒いたします。悪くない作品ではないかと思います。
出版社・コピー
「西インド諸島を発つ日、わたしは存在しない庭師から手紙の代筆を頼まれた。さらに白昼夢が現実を侵したように、帰途の船上で生起する蜃気楼めいた異変の数々。誰かがわたしを殺そうとしています……一編の手記に始まる物語は、奇妙な謎と戦慄とを孕んで闇路をひた走る。眩暈を誘う構成、縦横無尽に張られた伏線の妙。超絶のサスペンス!」
「幽霊の2/3」
はるか昔に創元推理文庫で翻訳されましたが、その後長い間絶版です。数ある翻訳ミステリの中ではトップクラスのレア本です。売れっ子・作家と出版界の裏事情が面白いミステリです。どちらかというと普通の小説としての部分が面白いミステリですね。「幽霊の2/3」というのはゲームのひとつで問題が1回答えられないと「幽霊の2/3」、もう一回で1/3、3回答えられないと幽霊になってその場にいないことになるというものです。で本当に殺されてしまって、殺人事件の発端というわけです。
主人公(売れっ子・作家)は表紙で見てわかるようにアル中の気があります。出版界で「ゴースト」といったらなんでしょう?。あんまり言ってるとネタバレするのでこのくらいで・・。因みにPBは安いのがいくらでもあります。読みたい方は申し訳ないですがこちらで・・。